kanemeate

働きたくない

FAVRICに行った

お誘いがあってFAVRICに行ってきました。公式サイトはこちら→https://favric.jp/

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このイベントを知ったのが開催1週間前。
実際に行くか不透明だったので当日まで特にTwitterで言及してませんでした。
割とタイムラインにはVのおたくがいるはずなのにFAVRICに関して言及されたツイートをほとんど見かけることがなかったので、どの程度宣伝がうまくいってるんだろうという疑問がありました。
音楽系、オタク系問わずライブに類するものに行ったことがなく、そういうのに1回位参加してみるかという気持ちとせっかくのVのイベントなのでという気持ちで参加することに。

公式サイトもやや謎めいており、ファッションショーをテーマにした何かということ以上の情報がほとんど読み取れず。
実際のところはファッションショーをモチーフにしたライブという感じでした。ペンライトに関する言及などもあり、ライブ色が強いんだろうという予想をしていたのですが、ファッションショー要素はおまけ程度で完全にライブといった感じ。まあターゲットから考えてもファッションショーが盛り上がるとは思えないし妥当。

ランウェイを3D投影で作って歩いているように見せたりするのかなどと過剰な期待をしつつ現地に向かい、会場図を見てまーそんなもんだよねという感想になる。あと、結構小ぢんまりしたイベントだなという感想を持った。 

楽しかった部分を書くと、ベタながらヒトガタは非常に良くて最高になってしまった。後はでろーんが非常に良かった。でろーんに関しては個人的に強い感情は持っていなかったのですが、煽りの上手さが抜群でバチバチに感銘を受けてしまった。実際かなり好きになった。限界さんが感極まって絶叫していたのも非常に良かった。

問題点は多数指摘されているので今更ではあるものの思いついたものを記載。
・物販処理の手際が悪かった(会計のwifiの調子が悪かった模様)
・アナウンスが不明瞭で何を言っているかわからず、誘導がスムーズでなかった
・詳細なルールが公式ページになく、雑多なTwitterを漁る必要があった
 ペンライトに関するルールは結構重要に思えたが、ツイートしか存在しなかった
 EGOIST撮影禁止ルールも同様で、ほぼ口コミで把握するような状態だった
・現場のEGOIST撮影禁止、ルーキーズ撮影OKに関するアナウンスが薄暗い中カンバン振ってるだけ
・ルーキーズランウェイが特に顕著であったが、全体的に描画がカクカクしたり不自然な部分が見られた
・ディスプレイに遮られてまともに見えないエリアが存在する

技術的な部分はよくわからないので、まだ未成熟で難しい部分なんだろうなどと思っていたものの、既存のユースのレベルで未熟という感じみたい。ルーキーズの準備が直前で終わったという発言など、現場はそもそも工数不足で相当の極限状態だったのではと推察できる。うまくいっているかという観点では現場の高揚感とよく見えない画面で判断がつかなかったが、素人目でもなんだこれ?って思っちゃうシーンも多数あった。

ファッションショーという出発点は悪くなかったのかなと思いつつもあまり活かした構成になっていなかったなと思う。ランウェイの部分もカクカクしたイマイチ解像度のキャラクターが流れていくばかりで見る気が起きず、結局メインモニターしか見なかった。コンセプトの実現方法という観点では失敗だったんじゃないかなあ。

Twitter等の観測範囲ではやはり賛否両論で、純粋に楽しんだ意見も多くありつつ、かなり厳しい意見も多く見られた。楽しかったという感想も退屈だったという感想もあり、どちらも理解できるというのが本音。

同じようにライブイベントやるなら、おそらくアイドルや声優ライブの方が圧倒的に楽しいだろうという感想は持った。適当だけど。
各種費用、時間、現地に行く体力などを勘案すると正直あまり割に合っていない。

FAVRICはどうやら電通が仕切っていたようですが(関係者席っぽいところに電通と書かれた席が多数あった)、正直IT系に弱い印象しかないのでちょっと穿って見ちゃう部分もある。もしサイバーだったらどうだったんだろうとか思ったりもした。

とはいえ、上で書いたようにそれなりに楽しんだのも事実。来年もやるようなので、よりうまい感じにやって業界を盛り上げてほしいと思うばかり。